ブログ中小企業 · リニューアル
ホームページを見直す、7つのサイン。
古い営業時間、表示の遅さ、読みにくい文字。こうした問題は、お客様が必要な情報を探す妨げになります。ご自身でできるチェックで、見直す箇所を探しましょう。

1. スマートフォンで使いにくい
Google は、スマートフォン用のクローラーで取得したモバイル版のコンテンツを、インデックス登録と順位付けに使っています。出典:Google 検索セントラル「モバイル ファースト インデックス」。2023年10月以降、モバイル端末で動作するサイトはすべて、主にモバイル用クローラーでクロールされています。出典:Google 検索セントラル ブログ。
技術面では、ページをスマートフォンの画面幅へ合わせるビューポートのメタタグが必要です。これがないと、ページは縮小表示で読み込まれ、文字が読みにくくなります。出典:web.dev「レスポンシブ ウェブデザインの基本」。
チェック
ご自分のスマートフォンでサイトを開いてください。拡大せずに営業時間が読めるかを確かめ、親指で電話番号か予約リンクをタップしてみます。

2. 表示が遅い
Google の Core Web Vitals では、次の条件を満たすページを「良好」としています。最も大きなコンテンツが2.5秒以内に表示されること(LCP)、タップへの反応が200ミリ秒以内であること(INP)、レイアウトのずれが0.1未満であること(CLS)です。いずれも訪問の75パーセンタイルで測ります。出典:web.dev「Web Vitals」。2024年3月12日、INP は First Input Delay に代わって Core Web Vitals の指標になりました。出典:web.dev。
チェック
トップページを PageSpeed Insights にかけてください。モバイルとデスクトップの両方の結果が出ます。出典:Google「PageSpeed Insights について」。まずモバイルの結果を確認しましょう。私たちの制作基準のページでは、コンセプトサイトについて同じ種類の計測結果を、計測方法とあわせて公開しています。
3. ブラウザに「保護されていない通信」と出る
Chrome は、2018年7月リリースの Chrome 68 以降、すべての HTTP ページを「保護されていない通信」と表示しています。出典:Chromium ブログ。Google はさらに、2026年10月予定の Chrome 154 で「常に安全な接続を使用する」(Always Use Secure Connections)を既定で有効にすると発表しています。出典:Google ブログ(HTTPS の既定化)。
チェック
トップページとお問い合わせページのアドレスバーを見てください。アドレスが https:// で始まり、「保護されていない通信」の表示が出ていないことを確かめます。
4. 営業時間・料金・メニューが間違っている
Google ビジネス プロフィールは、お客様向けの通常の営業時間を登録するよう求めています。出典:Google ビジネス プロフィールのガイドライン。また Google は、情報が完全で正確なビジネスほど、ローカル検索の結果に表示されやすいとしています。出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ。プロフィールと食い違うホームページは、お客様を閉まったドアの前へ案内してしまいます。
チェック
ホームページと Google ビジネス プロフィールを並べて、営業時間、祝日の営業時間、住所、電話番号、料金を見比べてください。

5. 文字が読みにくい
ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG 2.2)は、通常の文字で4.5:1、大きな文字で3:1のコントラスト比を最低基準としています。出典:W3C「WCAG 2.2 コントラスト(最低限)」。白地に薄いグレーの文字や、ごちゃごちゃした写真の上に置いた文字は、この基準を下回ることがあります。
チェック
本文、ボタン、写真の上の文字を、コントラストチェッカーで確認してください。
6. 誰も更新できない
料金を1つ変えるにも、もう返事をくれない人にメールするしかない場合があります。サイトがどこでホスティングされているのか、ドメインのログイン情報を誰が持っているのか、わからなくなっている場合もあります。そんな状態なら、今は見た目に問題がなくても、そのサイトは古くなっています。
チェック
ドメインの登録先と名義、更新日、サイトのホスティング先、編集できる人を書き出してください。
7. 次の行動への導線が埋もれている
ほとんどの訪問者は、目的を1つ持ってサイトに来ます。たとえば、電話・予約・注文・見積もりの依頼・住所の確認です。スマートフォンでは、その行動への入口を3回スワイプした先ではなく、最初の画面に置くべきです。
チェック
スマートフォンでトップページを開き、スクロールせずに、主な目的を果たすボタンを探してください。見つからなければ、たどり着くまでに何回スワイプが必要か数えます。
修正で済むか、リニューアルが必要か
営業時間や連絡先の訂正、証明書の更新、電話リンクの追加などは、今のサイトを修正して対応できることがあります。スマートフォンで使いにくい場合も、現在の仕組みやソースを確認してから、部分修正で直せるかを保守・制作の担当者に確かめてください。ページ構成や更新の仕組みまで見直す必要がある場合は、修正とリニューアルの範囲・費用を比べて判断しましょう。
リニューアルする場合は、すでに訪問のあるページのアドレスを残し、それ以外はリダイレクトします。Google は、古い URL と新しい URL の対応表を作り、恒久的なリダイレクトを使うよう勧めています。出典:Google 検索セントラル「サイトの移転」。準備することはリニューアルのチェックリストに、料金についてはリニューアルの費用にまとめています。
オーナーの方からよくある質問
小さなお店や会社は、どのくらいの頻度でホームページをリニューアルすべきですか?
決まった周期はありません。上のチェックで問題が見つかったとき、または事業そのものが変わったとき(新しいサービス・所在地・料金・名前)にリニューアルしましょう。
全面リニューアルをせずに、古いホームページを直せますか?
はい。営業時間や連絡先の訂正、証明書の更新、電話リンクの追加などは、今のサイトを修正して対応できることがあります。スマートフォンでの表示も、現在の仕組みやソースを確認してから、部分修正で直せるかを保守・制作の担当者に確かめてください。ページ構成や更新の仕組みまで変える必要がある場合は、修正とリニューアルの範囲・費用を比べて判断しましょう。
リニューアルで Google の検索順位は下がりますか?
下がるとは限りません。すでに訪問のあるページのアドレスは残し、変わるページは恒久的なリダイレクトで新しいページへ転送し、お店・会社の情報を正確に保ってください。
関連ページ:ホームページリニューアル · リニューアルのチェックリスト
次のステップ
お店・会社の新しいサイトをデザイン案で見る
会社名・屋号・ブランド名か、今のウェブサイトを送ってください。すでに公開されている情報から無料でデザイン案を作りますので、今のサイトと見比べられます。お支払いは、完成したサイトを公開したい場合だけです。

